先輩、教えて!~家づくりの「決め手」~vol.3予算はどうやって決まったの?

家づくりは家族にとって一大イベント。そこで今回の「先輩教えて」シリーズでは、念願のマイホームでの生活をスタートさせたBさんご家族に、家づくりのさまざまなシーンでの「決め手」となった出来事についてお話を伺いました。3回目の今回は、「予算」の決め手。ついに住宅会社が決まったBさんご家族は、どうやってその予算に着地したのでしょうか。予算と切っても切り離せない住宅ローンや土地についてもいろいろ伺いました。

(1)予算について

Q.まず家づくりの予算について教えてください。予算はどうやって決めたんですか?

家づくりを始めて、住宅会社を訪問したときにいろいろヒアリングをされたんです。
 
そのなかで
 
・頭金はいくらまで出せるか
・今の家賃が月々いくらで、毎月このくらいなら追加で払えそう

 
というのが明確になっていき、「じゃあこのくらいのおうちになるのか」と
予算が決まっていった感じです。

Q.見積もりが提示されるまでにどんな流れがありましたか?

最初に住宅会社を訪問したときに「こんな家にしたい」という希望を伝えました。
わたしたちの場合は土地を持っていたので、その土地も見に来てくれて。
その後、間取りと一緒に見積もりを提示してくれました。

Q. 土地を見に来てくれるんですね!

そうなんです。結構早い段階で見に来てくれましたね。

ラッキーなことに、両親が所有していた土地が3カ所あったんですが、
それが市街化調整区域市街化区域というものでした。

※市街化調整区域とは、「市街化」が制限されているエリアで、法律や条例で認められた建築のみが認められます。

土地Aがダメかもと言われて、すぐに土地Cに建てることを考えましたが、
今度は立地的に水道の引き込み費用だったり、土地の調整だったりに
かなりお金がかかるという話でした。

土地Bだと解体費はかかるものの、古いアパートをいつまでも残してはおけなかったし「どうせいつか壊す必要があるならそのときに両親の負担にはなるし…」と土地Bに家を建てることにしました。

今回のことで

●土地持っているからといって、どこにでもすぐ建てられるわけじゃない
●立地や土地の状態によってお金のかかり方が全然違う


ということをすごく実感しました!

(2)見積もりについて

Q.最初の段階から見積もりは大きく変わりましたか?

そんなに大きくは変わらなかったですよ!

最初から
・今後必要となる家具の費用
・外構費
・クロス など
すべて入れた見積もりを出してくれていたというのもあった
と思います。

Q.想定の範囲内、という感じでしょうか。

はい、そうなんです^^
 
家づくりって、クロスやキッチンなど“家に関わるさまざまなアイテムのグレードを上げるかどうか”などで金額が変動するんですよね。カタログを見ながら選んでいく中でプラスになったりマイナスになったりして。でも、最終金額としては、最初の見積もりよりプラスで終わったという感じです。

見積もりは標準仕様で入れてくれていたのですが、
わたしが「これかわいいな」って思ったものを選ぶと追加費用になりがちで…。

だから「ここはゆずれないな」「ここはあきらめようか」という
選択の繰り返しでした^^

(3)住宅ローンについて

Q.住宅ローンの締結まではどんなふうに進んだんですか?

だいたいの部分までは、住宅会社が金融機関と話をつけておいてくれました。
 
たとえば、借りたい金額についての相談や、源泉徴収の送付などを私たちの代わりにしてくれていて。「金利はこれで対応できます」といった部分まで。
  
そのあとは、私たちが直接銀行の窓口に行き、住宅ローンの契約を行いました。

Q.住宅ローンを借りる金融機関として、いまのところを選んだ理由は?

金融機関はいくつもありますが、住宅ローンを借りる際にさまざまな条件があるということを私たち夫婦は知りませんでした。
 
たとえばある銀行の場合は「勤務先の給与の支払先をその銀行に変更しなければならない」とか…。

「これは私も夫も難しい」という条件があったりしたんですよね。
だから選んだというか、必然的にそうなったという感じでしょうか。

今回はお金のこと・土地のことなどについていろいろ伺いました!

次回のインタビューもお楽しみに。

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