無垢材を知ってお気に入りの床にしよう

無垢材とは

無垢材とは、1本の木から取り、他の木などの混ざりのない木材のことで、自然素材。
床材としての無垢は、一般のフローリング材に比べ接着剤の量も少なく健康に良いとされています。
また、長持ちし、時間とともに色合いなどの変化が楽しめるのも無垢ならでは。種類は多く、杉、オーク、アカシア、パイン…と色や堅さもさまざま。仕上げ方法でその風合いが変わるのも特徴の一つです。

無垢材フローリングの種類

無垢材のフローリングには、無垢材1枚ものの[無垢フローリング]、合板の2~4mm厚の無垢材を貼りあわせた[積層フローリング]の2種類があります。無垢ではない[複合フローリング]は、合板の上に0.2mm厚ほどの桂むきした木を貼って作っているのでリーズナブルですが、キズがつくと下の木材が見えることも。

1.無垢フローリング

木材1本から切り出しているので、接着剤などがほとんど使用されていません。

天然木は、時間とともに味わいを増していきます。一方で、呼吸をしているので伸縮もあり、1年ほどで隙間が開いてきます。そのため床暖房には適しません。とにかく健康的に過ごしたい人には最適です。


2.積層フローリング

安定性の強い合板の上に、天然木を貼り付けています。実際に見える部分は無垢で、基板が合板になっているので伸縮などにも比較的強いのが特徴です。

手間や工程も多く、無垢フローリングより価格は高額ですが床暖房にも使用可能。床の隙間が気になる人はこちらがおすすめ。

無垢材のQ&A

無垢の床を、種類別に見てみよう!


1.アカシア

アカシア(アンバー)
アカシア(オイル)
アカシア(クリア)

深みのある色合いが人気。耐久性、加工性に優れ、商業植林もあり、今後ますます需要が高まりそうです。

2.オーク

時間が経つほどに落ち着いた色味に変化します。くっきり美しい木目で強く、キズなども目立ちにくいのが特徴です。

3.アッシュ

アッシュ(ホワイト)

清潔感ある色と、キレイな木目。インテリアや家具などのコーディネートがしやすいのも人気の理由です。

4.バーチ

きめ細やかな木目、適度な柔らかさで滑らかな感触が特徴。明るい雰囲気をつくり出すことができます。

5.ウォールナット


濃い色の木目が美しく、高級感あふれる室内を叶えてくれます。時間とともに少し明るい茶色に変化します。

6.杉

断熱性に優れた素材です。豊かな香りで柔らかく、歩くと足裏に心地よさが伝わります。

【記事監修】
カスコ
「材質だけを見るのではなく、実際のおうちのフローリングの写真を見たりして、全体のイメージをつかむことが大切だと思います。家づくりをしたいと思ったとき、家作りを始めたとき、いつでも相談してください。」

この記事の監修者

HOME STOCK編集部

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